2019年8月7日(水)
沖縄が万国津梁会議
持続可能な開発目標を議論
沖縄県の玉城デニー知事が重要政策について有識者から意見を聞く「万国津梁(ばんこくしんりょう)会議」の「持続可能な開発目標(SDGs)」に関する初会合が6日、那覇市で開かれました。
富川盛武副知事は「知事は『だれ一人取り残す事のない社会』を言っている。忌憚(きたん)のない意見で、沖縄らしいSDGsを提言いただきたい」とあいさつしました。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された17目標169項目の国際目標。デニー知事は県庁内に推進チームを設置し、次期沖縄振興計画に「沖縄らしいSDGs」という考え方を反映する方針です。
会合で琉球大学の島袋純教授は「万国津梁会議の下に県民円卓会議を設けて、優先すべき課題を明らかにしていきたい」と提案しました。