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2019年8月1日(木)

沖縄 土砂搬出に抗議

ヘリ基地反対協が海上行動

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(写真)赤茶色の土砂が船に積み込まれる下で、カヌーに乗って抗議行動する人=31日、沖縄県名護市安和

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する「ヘリ基地反対協議会」は31日、同新基地建設の埋め立て用土砂が搬出されている同市安和(あわ)の琉球セメント桟橋周辺の海上で、抗議行動を実施しました。

 同日午前7時から、桟橋に設置されたベルトコンベヤーの投入口にダンプトラックが土砂を投入し始め、次々と赤茶色の土砂が船に積み込まれていきました。1隻目の船が午前中にダンプトラック184台分の土砂を積んで出航。午後も2隻目が177台分を載せ辺野古に向かいました。

 ヘリ基地反対協はカヌー8隻とボート1隻で、2回あった船の出航に対して抗議。仲本興真事務局長は「県知事選、県民投票、衆院3区補選、参院選と、辺野古ノーの民意が示された。県の埋め立て承認撤回や県の行政指導も無視する違法工事は直ちにやめよ」と訴えました。

 同日は、本部(もとぶ)港塩川地区でもトラック170台分の土砂が船に積まれ、辺野古に向けて出航しました。「本部町島ぐるみ会議」によると、7月からほぼ毎日、安和の琉球セメント桟橋と本部港塩川地区で土砂の搬出作業が行われています。


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