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2019年8月1日(木)

オスプレイ展示拒否を

神奈川の共産党が国に要請

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(写真)南関東防衛局の担当者(右端)に申し入れ書を渡す井坂県議団長と、県と横須賀市の議員団、畑野議員(左端)=31日、横浜第2合同庁舎

 日本共産党神奈川県委員会と、党県議団、党横須賀市議団などは31日、外務、防衛両相宛てに、米海軍横須賀基地(横須賀市)で3日に開かれる「ヨコスカ・フレンドシップデー」(一般開放)でのCV22オスプレイ1機の展示計画に抗議し、計画と県内飛行の中止を米海軍に要請することを求める申し入れをしました。

 この問題に関連して南関東防衛局は、30日に同基地にオスプレイ1機(機種不明)が無通告で飛来したことを米軍に確認しています。

 党の申し入れ書は、展示されれば県内初であることや、住宅密集地帯の上は飛ばないとの日米合同委員会での合意に反して、県内では、2014年からの飛来が31回(県内平和団体の確認では34回)確認されていることなどを指摘。「展示はオスプレイの運用を既成事実化し、今後県内への飛来が常態化することになりかねない」と訴えています。

 申し入れで井坂新哉県議団長は「各地で整備拠点の設置や配備拡大が狙われる中での展示は、常駐配備の地ならしと受け取らざるを得ない」と批判しました。

 畑野君枝衆院議員、安保廃棄・諸要求実現神奈川県統一促進会議と県平和委員会が同席しました。

 県議団と平和委員会など4団体は、黒岩祐治知事宛てに同様の申し入れをしました。


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