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2019年7月28日(日)

肝炎・肝がんなくそう

東京 日肝協がフォーラム開催

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(写真)肝炎デーフォーラムであいさつする山本宗男日肝協代表幹事=27日、東京都千代田区

 日本肝臓病患者団体協議会(日肝協)は、27日、第8回世界・日本肝炎デーフォーラムを東京都内で開催しました。肝炎患者ら200人が全国から集まりました。同フォーラムは肝炎患者をとりまく現状や問題点を考えようと毎年開催しています。

 厚労省の肝炎対策広報大使の徳光和夫さんは自身が出演するバス旅番組になぞらえ、「最近はバスで寝ていることも多く、寝ながら稼ぐのは私とパンダぐらい」と笑いを誘いながら自己紹介。早期発見・治療の大切さを訴えました。

 フォーラムでは、日肝協代表幹事の山本宗男さんをはじめ、日本肝臓学会常務理事の持田智さんらがあいさつしました。山本代表幹事らは昨年10月から始まった重度肝硬変、肝がんへの医療費助成制度の患者実態とのかい離を指摘。入院4カ月目から対象となることや、年収370万円以下の要件など制度の問題点を報告しました。肝炎、肝がんで毎年3万人が亡くなっていることを指摘し、早急な打開策を求めました。

 第2部では佐賀大学が取り組むモンゴルでの肝炎対策を紹介しました。

 自民、公明、立民、国民など各政党代表があいさつ。日本共産党は高橋千鶴子衆院議員があいさつしました。


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