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2019年7月27日(土)

嘉田新参院議員が党本部訪問

志位委員長、小池書記局長が応対

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(写真)嘉田参院議員(左から3人目)と握手する志位委員長。左から石黒、徳永、(2人おいて)小池、穀田の各氏=26日、党本部

 参院選1人区の滋賀選挙区で野党統一候補として大激戦を勝ち抜いた新参院議員の嘉田由紀子氏(元滋賀県知事)は26日、日本共産党本部を訪れ、志位和夫委員長、小池晃書記局長、穀田恵二国対委員長と懇談しました。共闘による勝利を喜び、今後の国会活動で協力を進めていこうと親しく語り合いました。

 嘉田氏の選対本部長を務めた国民民主党県連の徳永久志代表、日本共産党の石黒良治党県委員長らが同席。

 志位氏は「おめでとうございます。たいへん喜んでいます」と嘉田氏と固く握手を交わしました。嘉田氏は「みなさんのおかげです」と応じ、「相手は組織への圧力や利益誘導をし、大変な激戦でした。これまで知事選をやってきましたが、今回は野党統一(のたたかい)をみなさんが積み上げてきていたので、何としても負けたくなかった」と振り返りました。

 志位氏は「野党共闘で10勝し、(改憲発議に必要な議席)3分の2を食い止めたことは大成果です。6年前の野党の議席は、二つだけであとは全部自民党でしたが、今回は多くの現職を破ったことは大切な成果です」と強調。「共闘効果が一番高いところの一つが滋賀です。気持ちよくみんながリスペクトして、お互いに多様性を認め合って、共通政策で力を合わせれば大きな力が出ることを証明しました」と述べると、嘉田氏も何度もうなずきました。嘉田氏は、共産党の「くらしに希望を―三つの提案」を「わかりやすい」と評価し、エールを送りました。

 志位氏は「共産党が野党共闘に踏み切ったのは4年前です。安保法制が通って、あまりにひどい今の政治を共闘で変えようと踏み切りました。その後、山あり谷ありでしたが、とことんやりぬき、野党連合政権をつくるまでやりたい」と強調。

 嘉田氏が「れいわ新選組」(山本太郎代表)の動きをどう思うかと聞くと、志位氏は「京都、大阪、神奈川で私たちの候補者に対し心のこもった応援をしていただきました。できるだけ手を携えて一緒にやっていきたい」と答えました。

 志位氏は「国会内でまず協力関係をしっかりやっていきたい。統一候補で、私どもの候補でもあると思っていますので、いろんな分野で協力できればと願っています」と述べました。


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