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2019年7月17日(水)

「共産党躍進を」幹部が力込め

神奈川で小池書記局長

あさか候補

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(写真)あさか選挙区候補(左)の必勝を訴える小池書記局長=15日、相模原市南区

 日本共産党の小池晃書記局長は15日、一票を争う大激戦の参院選で共闘勝利、比例での共産党躍進、改選4の神奈川選挙区で猛追する、あさか由香候補の必勝へ、党派を超え支持を広げてほしいと県内3カ所を駆け巡りました。

 ゲストスピーチでは、保守の人や「共産党の宣伝カーに乗るのは初めて」という市民も登壇しました。「よこすか・みうら市民連合」の大森亜希子さんは「国民を裏切らない政党が共産党。名前を変えず堂々とやっている老舗のスイーツ店みたいで信頼している。お金にクリーンで、戦前から戦争に反対してきた」と期待を表明。「あしがら金太郎電力」の小山田大和社長は「私はれっきとした保守だ。原発ゼロ、自然エネルギー100%の社会をつくりたい。保守も共産党と手を組める時代だ。野党共闘をずっと言ってきた共産党を躍進させないでどうするのか」と応援しました。

 あさか候補は「長時間労働、過労死のある社会を本気で変える。私が政治にこだわるのは、政治で救える命、守れる人がいるからです。政治をあきらめないで、今度こそ国会に押し上げてください」と訴えました。

 小池氏は「あさかさんの実体験から生まれた『8時間働けばふつうに暮らせる社会』のスローガンが、いまや日本中に広がり野党共闘の旗印にもなっている。“本家本元”のあさかさんを国会に送り、21年ぶりの党議席を必ず。自公や維新に渡すわけにいかない」と訴えました。

 消費税増税を中止させ、大企業・富裕層への優遇税制や、事故を起こし自衛隊員の命も危険にさらすF35戦闘機の爆買いはやめ、安心の年金をはじめ暮らし応援の政策が必要と強調。「政府ができる賃上げ」である最低賃金引き上げでは、安倍政権による中小企業の賃上げ支援が1社あたりわずか200円だと批判し、社会保険料減免で大幅賃上げをしたフランスの事例も示し、税金の集め方・使い方を変えれば実現可能だと力を込めました。

 大争点である自衛隊明記の安倍9条改憲について「『専守防衛』の志をもって、災害救助に頑張る自衛隊の姿を見て、自衛隊に入ろうと思った若者たちの志を踏みにじり、海外で米国とともに戦争する自衛隊に変えることを絶対許さない」と力説。「9条を守り、戦争する国を許さず自衛隊員の命も守る一票は党派を超えて共産党に」と呼びかけました。

 「希望は市民と野党の共闘にある」と語った小池氏は、「党をつくって97年、国民の願いをまっすぐ政治に届けてきた共産党が共闘の中にすわっている限り、市民を裏切ることは絶対にない。比例で共産を大きく伸ばしてほしい」と訴えました。


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