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2019年7月13日(土)

きょうの潮流

 しまい込んだ上着を引っ張り出す、このところの肌寒さ。関東や東北では気温の低い日がつづき、東京は8日連続で25度に達せず。7月としては最近50年の最長記録に並ぶそうです▼じめついた梅雨冷えに体調を崩す人も多いよう。日照時間も例年の1割ほどにとどまり、作物への影響が心配されます。気象庁は冷夏の可能性もあると指摘。身の危険さえおぼえた昨年の猛暑を思うと、天の異変を改めて▼雨の宣伝やビラ配りはひと苦労。でも、電話越しの対話はときに熱く。年金や消費税の話から盛り上がり、安倍政権の悪行まで。秘密法や共謀罪、戦争法の強行。モリカケ問題や公文書の改ざん。暴言の数々も。怒りとともにこちらの提案に耳を傾けてくれる人も▼くらしの大変さや願いも聞こえてきます。多摩の丘陵地に住む高齢の女性は運転免許証の返納から話がひろがり、お年寄りを大事にする社会を。自営業の40代男性は税金の集め方使い方から、まじめに働き生きている一人ひとりに光があたる政治をと訴えていました▼参院選は、まさに1票を争う激戦の真っただ中です。1人区は市民と野党の統一候補が自公相手に大接戦。わが党も、この連休に支持をひろげ、それぞれが掲げた目標をやりぬくことが勝利につながると▼今年の梅雨明けは投票日の頃と重なる所が多いとか。〈梅雨明けや胸先過ぐるものの影〉(吉田鴻司)。曇天に明るい日の光がさすように世の中に希望の明かりをともせるか。これからの奮闘にかかっています。


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