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2019年7月13日(土)

比例も選挙区も大激戦

残り9日間のがんばりが勝敗分ける

埼玉・東京 志位委員長が訴え

 参院選が後半のたたかいに入ったもとで、日本共産党の志位和夫委員長は12日、埼玉県の越谷市・所沢市、東京都立川市の3カ所をかけめぐり、市民と野党の共闘と、日本共産党への支援を訴えました。志位氏が「比例代表でも、選挙区でも、どこでも大激戦、大接戦です。残る9日間のがんばりが勝敗を決めます。この選挙を、日本をよくする『希望』を『情熱』をもって、最後まで訴えぬき、必ず躍進を勝ち取る決意です。あなたの力が必要です。どうか最後の最後までご支援の輪を広げに広げてください」と力を込めると、つめかけた聴衆から大きな拍手と歓声が湧き起こりました。


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(写真)志位委員長と吉良候補の訴えを聞く人たち=12日、東京・立川駅北口

 志位氏は大争点になっている年金、消費税10%増税、憲法について日本共産党の提案を具体的に紹介するとともに、「くらしに希望を―三つのプラン」を詳しく語り、「消費税に頼らない別の道」で実現すると訴えました。

 この中で志位氏は、「減らない年金」にむけた三つの財源案を紹介するとともに、安倍首相が出演した自民党の政見放送で、「野党は対案もださずに年金への不安をあおっている」と語っていることを批判。「政見放送でウソをいってもらっては困ります。共産党は具体的提案をもち、しかも安倍さんの目の前で、私が言っています。それが聞こえないというなら、議論がなりたちません。『マクロ経済スライド』で7兆円の年金削減か、『減らない年金』にしていくか、これが大争点です。共産党への一票で、『安心の年金』をつくりましょう」とよびかけました。

 実現する希望は市民と野党の共闘にあると語り、「野党共闘は日々進化しています」と強調。9日に志位氏が東北3県で、国民民主党や立憲民主党が擁立した候補者を応援したことを報告。10日には福井県で、立憲民主党の枝野幸男代表が共産党公認の候補者を応援するとともに、11、12の両日に山本太郎参院議員が大阪で、たつみコータロー選挙区候補、京都で倉林明子選挙区候補を応援したことを紹介し、「日々進化している野党共闘にこそ未来があります。共闘を強めて32の1人区すべてで勝ち、自民党・公明党と補完勢力を少数に追い込み、野党連合政権に道を開く選挙にしていこうではありませんか」と訴えました。

 同時に、国民の切実な願いを実現するために「財界中心」「アメリカいいなり」という二つのゆがみをただす日本共産党を比例でも、複数区でも大きく躍進させてほしいとよびかけると、大きな拍手に包まれました。

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(写真)梅村さえこ比例候補(左)、伊藤岳選挙区候補(右)と共に訴える志位和夫委員長=12日、埼玉県所沢市

 埼玉の南越谷駅前と所沢駅前では、元公明党副委員長の二見伸明氏が「共産党を応援することを誇りに思います。残りの期間、がんばりましょう」と訴え。

 比例代表の梅村さえこ候補は「怒りの一票で安倍政権を終わらせ、希望ある新しい政治をつくろう」と強調。21年ぶりの議席獲得をめざして大奮闘している埼玉選挙区(改選数4)の伊藤岳候補は「『減らない年金』の実現には、『マクロ経済スライド』を廃止するしかない。『安心できる年金』という願いを託してほしい」と訴えました。

 東京・立川駅前では、東京選挙区(改選数6)の吉良よし子候補が、「働く人の命を守る仕事を引き続き、国会でやらせてください」と訴えました。白神優理子弁護士が訴えました。


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