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2019年7月2日(火)

バリアフリー理解せず

小池氏 安倍首相を批判

 日本共産党の小池晃書記局長は1日の会見で、安倍首相がG20大阪サミットの夕食会(28日)のあいさつで、大阪城の復元時にエレベーターを設置したことを「大きなミスを犯した」と発言したことについて、「看過できない重大発言だ」と批判しました。

 小池氏は、渡辺武・元大阪城天守閣館長が、90年前に大阪城の天守閣を復元した際、「豊臣時代の外観を復興し、中は近代的な歴史博物館としての機能を持たせるというものだった」という発言を紹介。「エレベーター設置は当時としては画期的なものだったといわれています。体の不自由な方、高齢者の方も誰もが登れるようになったのです。そういった経過を全く理解しない発言であり、バリアフリーの考え方も理解しない発言だ。障害を持つ方、高齢者、さまざまな多様な人々の人権を尊重することをまったく一顧だにしない、こういう人が日本の首相であることが、最も大きなミスだといわざるをえない」と指摘しました。


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