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2019年6月25日(火)

全国革新懇 参院選へ本気の共闘を

代表世話人会 勝利へ課題議論

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(写真)全国革新懇の代表世話人会で議論する参加者=24日、都内

 全国革新懇は24日、東京都内で代表世話人会を開催し、目前の参院選に向け、市民と野党の本気の共闘を広げ、野党統一候補と革新政治勢力の勝利へと、情勢と課題について意見を交わしました。10月の神戸での全国交流会などについて協議しました。

 参院選をめぐる情勢で、年金問題で金融庁審議会の報告書の受け取りを拒否した政権の対応に怒りが広がるなど、安倍晋三首相にとって「こんなはずではなかった」という選挙になりつつあると指摘。9条改憲、消費税増税の問題で正面対決となり、「野党共闘の側に風が吹き始めている。5野党・会派と市民連合の13項目の共通政策は野党連合政権の土台になる。有権者に早急に広げるべきだ」と強調されました。この間、21の選挙区で地域の共通政策や要求が確認され、前回参院選に比べ「大きく前進し、急速に共闘体制ができている」と報告されました。

 沖縄からは「慰霊の日」(23日)の「沖縄全戦没者追悼式」について、「安倍首相は『帰れ』などの多くのやじを受け、ぶざまな姿をさらした。玉城デニー県知事は県民投票を無視する安倍政権を批判し、平和の国際協調主義に立って発信を行い、感動を呼んだ」と報告されました。

 福島からは、政府が福島第1原発事故で避難した住民の「帰還率」の公表をやめるなどし、「帰還困難区域」の7市町村について「誰も戻れていない現状が置き去りにされている」と告発され、来年の「福島原発事故10年へ」の企画は「日本全体の問題としてとりくもう」と呼びかけられました。

 この他、「ジェンダー政策には関心が集まっている。魅力ある希望の政策を広げたい」(女性)、「青年の実態と重ねて、『共通政策』の意義と展望を語りたい」(青年)など、相次いで意気込みが語られました。


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