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日本共産党

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2019年6月21日(金)

3分で紹介 共産党(14)

天安門事件を厳しく批判

 「共産党はいいこというが、中国のイメージがある」。こんな声を聞くこともあります。でも、日本共産党は中国共産党とは全く別の政党ですし、中国の国と党には必要に応じて厳しい意見を伝えてきました。

 中国では中国共産党は国を指導する特異な存在です。日本共産党は、そんな「一党独裁」の息苦しい社会を目指してはいません。

 党の最も大事な方針文書の綱領で、今も将来も思想・信条の自由、政権に反対する政党を含む政治活動の自由を厳格に保障すると述べています。特定の党に「指導」政党としての特権を与えることには反対です。幅広い政党、団体・個人と一致点で力を合わせ、国民の願う変革を一歩一歩進めていきます。

 6月4日は、民主化を求める学生や市民の平和的運動が中国政府に武力で弾圧された天安門事件から30年の節目でした。日本共産党は当時、この事件を社会主義とも無縁の暴挙として、断固糾弾しました。その後も「言論による体制批判には、これを禁止することなく、言論での対応が必要だ」と、中国共産党の指導部に率直に伝えてきました。「世界人権宣言」(1948年)など、中国は自らが賛成した一連の国際的取り決めを順守することが求められます。

 日本共産党は、戦前の暗黒時代から自由と民主主義を求めて命がけでたたかってきました。その伝統を受け継いで個人の尊厳、基本的人権、多様性が尊重される社会を目指しています。


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