しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年6月11日(火)

一緒に政治変えよう

共産党演説会 野党予定候補サプライズ参加

会場に熱気 共闘前進さらに

佐賀

 日本共産党の市田忠義副委員長を佐賀県多久市に迎えた8日の党演説会は、国民民主党の原口一博国対委員長、大串博志衆院議員(無所属)とともに、参院佐賀選挙区で市民と野党の統一候補となる予定の犬塚直史氏がサプライズで駆け付け、参加者から大きな拍手で歓迎を受けました。

 5月29日、日本共産党、立憲民主党、国民民主党など5野党・会派が、計30の参院1人区で野党統一候補を擁立することを合意。佐賀も含まれたものの、候補者は調整中となっていました。

 8日、佐賀入りした犬塚氏は、国民民主党公認での立候補を正式に表明した記者会見を終え、党演説会を飛び込み訪問。来賓あいさつで「安倍一強を続けさせるわけにはいかない。一緒に政治を変えていきましょう」と力を込めました。

 市田氏も演説で、比例での日本共産党躍進と同時に、まもなく合意される統一候補の当選で、ダブル勝利をつかみ取ろうと呼びかけると、会場は「佐賀から安倍政権を倒そう」と熱気に包まれました。

 犬塚氏は10日、立候補に向けたあいさつ回りで共産党県委員会を訪ね、同行した原口氏は「これまで以上に市民と野党の共闘を進めましょう」と語りました。

 佐賀は、2017年衆院選の県内2区でいずれも原口、大串両氏が自民党に競り勝ちました。それだけに今度の参院選で、自民党は佐賀を「激戦区」に追加指定し、テコ入れの強化に必死。市民と野党が短期決戦でどれだけ共闘を深め、風を吹かせられるかが勝利のカギを握ります。


pageup