しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年6月7日(金)

丸山議員糾弾決議

維新、政治責任にほおかむり

 丸山穂高衆院議員の糾弾決議に日本維新の会も賛成しました。しかし維新は2012年、14年、17年と3回にわたり同氏を国会議員候補として公認し当選させ、議員として活動させてきました。丸山氏は、今回の一連の言動で国会議員としての資質に著しく欠けることが明らかになりましたが、15年には酒に酔って民間人にかみつくという暴行事件を起こしています。

 維新は、丸山氏の候補選定過程やその後の監督について検証し、丸山氏に対し辞職を求めるなど政治責任を果たすべきです。人ごとのように糾弾決議に参加して、責任にほおかむりすることは許されません。自民党関係者の一人は、「(維新の)松井代表は最初は甘い対応だったが、官邸から厳しく対処しないとまずいと言われ態度を変えた」と指摘します。

 JNN世論調査(6月1、2日実施)では、丸山議員の「戦争するしかない」発言について「問題だ」が84%に達し「辞職すべき」が67%を占めています。同調査で、日本維新の会の支持率は、前月(5月11、12日調査)から0・8ポイント下落して1・9%になりました。前月の調査では0・6ポイント上昇の2・7%でこの間の最高でしたが、その約3分の1を失っています。(寅)


pageup