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2019年6月2日(日)

共通政策で参院選勝利

平和委員会全国大会始まる

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(写真)「安倍9条改憲・戦争する国づくりSTOP」などを打ち出した日本平和委員会全国大会=1日、東京都内

 日本平和委員会の全国大会が1日、東京都内で開かれ、9条改憲阻止、沖縄・辺野古新基地建設中止、安倍政権を退場に追い込む運動方針が提起されました。大会は2日まで。

 あいさつした内藤功代表理事は、安倍首相とトランプ米大統領が護衛艦「かが」と米強襲揚陸艦ワスプに乗り込んで自衛隊・米軍に訓示したが、自衛隊と米軍の一体化、共同行動を強めることを示したものと指摘。「憲法を力に、戦争する国づくりの策動を打ち破ろう」と訴えました。

 大会議案を提案した千坂純事務局長は、5野党・会派の参院選共通政策について、「9条改憲反対、安保法制などの廃止、膨張する軍事予算・装備の9条に照らした精査と国民生活への振り向け、辺野古新基地建設中止、東アジアの平和の創出と非核化の推進など、平和運動にとって重要な内容に満ちている」と歓迎。「ともにたたかい、安倍政権に痛烈な審判をくだそう」と呼びかけました。

 全国で進む基地強化や自衛隊募集押し付けの動きを許さず、草の根から平和の世論を広げ、辺野古新基地建設阻止の取り組みなどを提起しました。

 日本平和委員会の創立70周年を迎えて千坂氏は、「憲法を破壊する安保とのたたかいの70年だった」と振り返り、「新しい平和の扉を開くため平和委員会の力を大きくしよう」と呼びかけました。

 日本共産党の山添拓参院議員、日本原水爆被害者団体協議会の濱住治郎事務局次長が来賓あいさつしました。


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