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2019年5月26日(日)

辺野古ノー 国民の民意

参院選で審判くだそう

全国各地で行動

 沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に反対する日本国民の民意を示す全国総行動が25日行われました。辺野古埋め立て反対の県民投票結果が示されて以降、初の全国規模の行動。32都道府県38カ所(同日前後を含む)で行われます。


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(写真)辺野古新基地建設反対、9条改憲阻止を訴える集会参加者=25日、国会正門前

 東京では「止めよう辺野古新基地建設・9条改憲・安倍政権の暴走を!国会包囲行動」が行われ、5000人(主催者発表)が参加しました。主催は、基地の県内移設に反対する県民会議、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会、戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会。

 主催者あいさつした国会包囲実行委の野平晋作さんは、「沖縄の民意を尊重できないなら日本に民主主義はない。米軍基地問題を解決し、日本に平和と民主主義を実現しよう」と呼びかけ。作家の落合恵子さんは「民意に耳を傾けない政府は国民の政権ではない。見過ごさない、県民とともにたたかうと約束しよう」と述べました。

 沖縄のヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんは「合言葉は『勝つことはあきらめないこと』。この合言葉でたたかい続けてほしい」と述べ、拍手に包まれました。

 玉城デニー知事から「憲法順守の立場で、沖縄の過重な基地負担軽減のためお力添えを」とのメッセージが紹介されました。

 立民、国民、共産、社民の各党があいさつ。共産党の小池晃書記局長は、「政府は、民意を埋め立てることはできないと知るべきだ」と強調。「市民と野党の共闘で、民主主義を無視し沖縄踏みつけの安倍政治にノーの民意を示そう」と述べました。

 横浜市港北区の女性(82)は「沖縄の問題ではなく、この国の民主主義の問題です。『あきらめない』と沖縄から学んだ。小さい力でも示す必要があると思って来ました」と話しました。

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