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2019年5月24日(金)

長谷川・丸山氏 不祥事相次ぐ

維新の異常体質底なし

 日本維新の会の新たな暴言、不祥事が相次いで発覚しています。

 党参院選比例予定候補の長谷川豊氏(元フジテレビアナウンサー)が講演で部落問題に関し「人間以下と設定された人たちも性欲などがある。当然、乱暴などもはたらく」などと差別発言を行っていたことが分かりました。21日には部落解放同盟が同党の馬場伸幸幹事長に抗議文を提出しました。長谷川氏は22日、自身のブログで「江戸時代を含めた中世・近世の身分制度について、きちんとした知識を有しないにもかかわらず、安易に(述べた)」、「弁解の余地のない差別発言です」などと記し、発言を撤回し、謝罪しました。

 前日の21日付の同ブログでは発言への批判に対し、「僕の講演会の映像を切り取って、『差別だー』と言ってるそうですが、呆(あき)れ果てます」などと述べ、無反省の姿勢をあらわにしていました。同氏と幹部への批判が強まる中、1日で翻意した形です。維新は23日、当面の同氏の公認停止を決めました。

 一方、「北方四島」奪還は「戦争で」との暴言を吐き、衆院議員に居座る丸山穂高氏(日本維新の会を除名)からは、新たな暴言疑惑が浮上。23日発売の『週刊文春』(5月30日号)によると、同氏はビザなし交流訪問団に参加中の11日夜、外出を制止する政府関係者に対し「あの店には女がいるはずだろ。行かせろよ」「おれは女を買いたいんだ」などと述べ、露骨な女性差別を行ったといいます。

 日本国憲法を無視し、堂々と差別を行ってはばからない同党の異常な体質は底なしの状態です。


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