しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2019年5月14日(火)

補聴器に公的助成を

共産党兵庫県議団が厚労省要請

写真

(写真)厚労省(右側)に要請書を手渡す党兵庫県議団・伊丹市議団=13日、参院議員会館

 日本共産党の兵庫県議団は13日、国会内で、高齢化に伴い、耳が聞こえにくくなって仕事や社会生活に困る高齢の難聴者が増えている中、補聴器購入への公的助成を厚労省に要請しました。

 金田峰生・参院兵庫選挙区予定候補、ねりき恵子、いそみ恵子、きだ結、庄本えつこ、入江次郎各県議と伊丹市議団が参加し、大門実紀史参院議員、清水忠史衆院議員が同席しました。

 現在、国の補聴器購入への助成は、障害者手帳をもつ両耳の平均聴力レベルが70デシベル以上の高度・重度難聴者が対象です。加齢性の中度の難聴者の補聴器購入には助成制度がありません。しかも、補聴器は20万~50万円と高額で耳が聞こえないまま生活をおくる高齢者が増えています。

 昨年12月、兵庫県議会では共産党が提案した「加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を求める」意見書を全会一致で採択し、井戸敏三知事も「国に補助制度の創設をしっかり要請したい」と議会で答弁しています。

 要請に対し、厚労省の担当官は「大切な問題として受けとめている。省全体で考えていく必要がある」と述べました。


pageup