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2019年4月22日(月)

大阪12区 宮本氏及ばず

市民と野党統一候補 奮闘

当選は維新 藤田文武氏

写真

(写真)宮本岳志氏

 衆院大阪12区補選は21日投開票の結果、「市民と野党の統一候補」として奮闘した無所属の宮本岳志氏(59)=日本共産党前衆院議員、共産党、自由党、社民党大阪府連推薦=は及びませんでした。当選したのは、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)。

 選挙戦は、「市民と野党の本気の共闘」でうそと忖度(そんたく)、強権の安倍政治を終わらせたいと願う人々の代表、宮本候補と、安倍政治を支え応援する自民、維新候補、無所属候補との対決となりました。最終盤には安倍晋三首相、麻生太郎副総理の忖度政治コンビが12区入りし、「安倍官邸VS市民と野党の共闘」の対決構図が鮮明になりました。維新候補陣営は安倍首相の悲願である憲法9条改憲を自民党にけしかける露骨な安倍政治応援団ぶりを発揮しました。

 「困難なたたかいであっても、私が立たなければ安倍政治ノーの選択肢がなくなる」「共闘の接着剤に」と議員バッジを外して無所属で出馬した宮本候補の勇気ある決断に、市民連合、野党5党の代表、市民ボランティアが続々激励、応援に駆けつけました。宮本候補は敗れたものの、夏の参院選へ向けた野党共闘発展の確かな足場を築く選挙戦となりました。


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