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2019年4月17日(水)

衆院大阪12区補選 宮本たけしさんを応援

ウソ暴き ただす政治家

弁護士 角田由紀子さん

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 安倍政権に退陣を迫る絶好のチャンスを私たちは、いま手にしています。全国どこでも、市民のための新しい政治を求める声は渦巻いています。これは支持政党がどこかとは関係なく、市民の野党共闘を求め、平和のうちに生きのびるための声です。

 先日、アメリカ映画「記者たち」を見て、日本の今の状況そのものと実感しました。イラク戦争開戦をめぐる小さな新聞社による渾身(こんしん)の真実報道のたたかいの実話に基づくものです。大マスメディアをはじめとして全報道機関が、政府のイラク攻撃を支持する報道に明け暮れていたとき、その小さな新聞がただ一社、4人の記者たちの地道な取材で真実を明らかにするという話です。

 もちろん、戦争が終わって何が真実であったかは明らかになり、大新聞社は読者に謝罪しました。嘘(うそ)から始まったベトナム戦争で国民の命が危険にさらされたという歴史に学んだことが生かされたのです。

 森友問題などで見られたように、政治で何が行われているのか、嘘を暴き、それを質(ただ)し、市民の知る権利に応える政治家がぜひとも必要です。私たちの命を守りたいとの願いは切実です。ぜひ、宮本たけしさんに国会に戻っていただき、そういう市民のためのたたかいの先頭に再び立って下さることを熱望しております。


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