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2019年4月17日(水)

共産党勝利でくらしに希望を

東京5区議選 小池書記局長駆け巡る

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(写真)声援にこたえる(右から)小池書記局長と松嶋、斉藤、石川、芋川、岩崎の各区議候補=16日、東京都目黒区

 日本共産党の小池晃書記局長は16日、統一地方選後半戦(21日投票)で大激戦となっている東京の渋谷、中野、港、目黒、大田の5区を駆けめぐり、各区議選で共産党候補の全員当選で、「消費税も国保料も値上げをストップさせ、くらしに希望を」と訴えました。各区で候補者が決意を表明しました。

 小池氏は、閣僚らが相次いで失言・暴言で辞任したことについて、「政権全体の問題だ」と批判し、「政治の私物化は許せない」という怒りの一票を託してほしいと訴え。高すぎる国民健康保険料が大問題になっているとして、公費1兆円を投入すれば、平均的な収入の東京23区の4人家族で年間43万円から22万円に引き下げることができると強調し、「共産党の勝利で実現を」と語りました。

 期日前投票が始まったことに触れて、「期日前投票で、まず一票を投じてください。そして、さらに支援を広げてください」とよびかけました。

渋谷区

 渋谷区(定数34)では、牛尾まさみ(現)、おりかさ裕治(新)両候補が訴え。小池氏は前回の6議席を絶対確保し、宮下公園の借地料190億円値引きなど大企業へのサービスをやめ、学校給食費、保育所と特養ホームの待機、高校生・高齢者の医療費窓口負担を、それぞれゼロにしようと力を込めました。

中野区

 中野区(定数42)では、いさ哲郎、広川まさのり=以上現=の両候補が訴え。小池氏は、特養ホームや認可保育園の増設などを実現してきた共産党の7人全員当選で、市民と野党の共闘で誕生した区民本位の区政に逆流を持ち込む自民・公明の議席を減らし、区議会の力関係を変え、くらしを守ろうと訴えました。

港区

 港区(定数34)では、野口ひろき候補(新)が訴え。小池氏は、現有4議席から5議席への前進で、1480億円のため込み金を活用して若者の雇用応援、子育て支援の区政を実現するとともに、区の上空を低空飛行する羽田空港新ルートを撤回させようとよびかけました。

目黒区

 目黒区(定数36)では、石川恭子、岩崎ふみひろ、松嶋祐一郎=以上現=、芋川ゆうき、斉藤優子=以上新=の5候補全員が並び、石川、斉藤両候補が訴え。小池氏は、前回4から5議席へ増えた党区議団が、区が2000年以降一つもつくらなかった特養ホームを3カ所建設させるなど区政を大きく変えたと述べ、「5人全員当選で福祉を守る区政を前へ進めよう」と力を込めました。

大田区

 定数50の大田区では、大竹辰治、黒沼良光、すがや郁恵、福井りょうじ、清水菊美、あらお大介=以上現、佐藤伸(元)、渡辺つよし、杉山こういち=以上新の9候補が勢ぞろいし、小池氏が全員当選を訴え。この4年で認可保育所59カ所、特別養護老人ホーム5カ所を開設させたと紹介し、「実績豊かな区議団の議席を必ず守り、採算の見込みのない新空港線のための58億円の積立金をくらしに」とよびかけました。その後、2カ所の個人演説会にも駆け付け、支援を訴えました。


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