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2019年4月1日(月)

消費税増税中止へ論戦

「日曜討論」 穀田選対委員長、後半国会語る

 日本共産党の穀田恵二国対委員長・選対委員長は31日のNHK「日曜討論」で各党の選対責任者らと議論し、後半国会について「(10月の)消費税10%増税中止の論戦を挑みたい」と表明しました。政府の統計などでも景気悪化が鮮明になり、増税の根拠は総崩れになっていると指摘。「富裕層と大企業の優遇税制をただし、大軍拡をやめれば十分財源はある」と主張しました。

 穀田氏はまた、米軍新基地建設のための沖縄県辺野古への土砂投入の中止や、子育て支援のための保育所の待機児童ゼロの実現、野党提出の原発ゼロ法案の成立なども後半国会で求めていくと強調しました。

 日本維新の会や希望の党の出席者から憲法審査会の開催を求める意見が出され、自民党の甘利明選対委員長は「戦後70年以上たって、基本法が全部そのまま通ると思うことが間違いで、これ以上政府の解釈で乗り切るのはそろそろ限界だ」と述べ、憲法審査会の開催に執念を示しました。

 穀田氏は「国民は憲法の改正を望んでいない」と批判。「安倍晋三首相が憲法9条を変えると声高に言っている状況で、日本共産党としては憲法改悪阻止のために頑張りたい」と語りました。

 穀田氏は7月の参院選について「うそと強権の安倍政治を打倒するために全力を挙げたい」と強調。相互支援・相互推薦という「本気の共闘」で政治を変えるため、32の1人区で野党候補を統一する動きを加速し、日本共産党の前進を図りたいと述べました。(関連)


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