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2019年3月27日(水)

大阪市廃止・権力者か、住民と対話・代表者か

大阪W選 柳本・小西両候補が訴え

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(写真)支援者一人ひとりと握手する柳本あきら大阪市長候補=26日、大阪市内

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(写真)市民と握手する小西ただかず知事候補(右)=26日、大阪市内

 大阪府知事・大阪市長のダブル選挙(4月7日投票)で、大阪市を解体する「都」構想の終結を掲げる柳本あきら市長候補と小西ただかず府知事候補は26日、それぞれ同市内と府内各地で街頭から支持を訴えました。

 柳本氏は、市長選に出馬している大阪維新の会代表の松井一郎前府知事が知事や市長を「権力者」と表現していることに触れ、「知事や市長は権力者ではない。市民・府民の代表だ」と力説。「今回のたたかいは、権力者の支配による大阪市の廃止か、それとも市民と対話し、市民の代表となる、大阪市を存続させて発展させる柳本あきらかを選ぶたたかいです」と強調しました。

 大阪市を特別区に廃止・分割する「都」構想に1500億円ものコストをかけるなら「もっと子育てや教育に」と主張。「東京のまねではなく、大阪をアジアや世界を見定めた『経済新首都』にするという大きな夢をもって大阪を明るく導いていきたい」と訴えました。

 小西知事候補は「分断と対立を持ち込む『都』構想の議論をこれ以上続けるのではなく、府民が一丸となって、いまこそ『成長を分かち合える大阪』をつくっていかなければならない」と力説。「大阪は、ものづくり中小企業、商都大阪と言われてきた。大阪の本来もてる力、魅力をもう一度復活させて磨きあげよう」と呼びかけました。


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