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2019年3月26日(火)

地方選情勢、共闘発展を議論

全国革新懇が代表世話人会

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(写真)統一地方選の情勢などについて議論する全国革新懇代表世話人会=25日、東京都内

 全国革新懇は25日、代表世話人会を東京都内で開き、統一地方選の情勢や政策課題、参院選に向けた「市民と野党の共闘」について議論しました。日本共産党からは志位和夫委員長が出席しました。

 統一地方選について出席者は、市民と野党の共闘でたたかう北海道知事選で、候補がカジノ誘致ではない観光振興、JRの鉄路維持などを掲げ、「気持ちのいいたたかいになっている」と強調。維新が「大阪都」構想を狙って仕掛けた大阪府知事・大阪市長ダブル選では、「街頭宣伝で『都』構想反対、維新政治反対と訴え、かつてない反応がある。『都』構想を府民、市民の手でつぶすことができれば大きな意義がある」と語りました。

 消費税10%への増税や国民健康保険料(税)値上げについて「疲弊する地方経済にとって死活問題」「限りなく違法に近いやり方で、強権的な取り立てが横行している」と指摘しました。

 さらに、沖縄での米軍新基地建設の行き詰まりや、全国での日米安保・地位協定の問題への関心の高まりにも言及。農業問題では、豚コレラ被害などもある中で安倍政権の「貿易自由化」推進に怒りが広がっていると報告。雇用問題では、春闘で軒並み低額回答となるなか、全国一律の最低賃金やその引き上げを求める声が高まっていると紹介しました。

 また、朝鮮半島と日本に非核・平和の確立を求める集会も予定され、「北東アジアの非核・平和を日本と韓国の市民で考えたい」との発言がありました。

 参院選での「本気の共闘」実現をめざし草の根から後押ししようと議論。5月の憲法集会に向け、各地の革新懇で署名・宣伝行動が粘り強く取り組まれているとしました。

 秋の全国交流会の成功に向けて取り組むことを確認しました。


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