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2019年3月26日(火)

辺野古、新たな土砂投入

満身の怒り込め抗議、直ちに中止を

小池書記局長が会見

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(写真)記者会見する小池晃書記局長=25日、国会内

 日本共産党の小池晃書記局長は25日、国会内で記者会見し、安倍政権が同日、米軍新基地建設のために沖縄県名護市辺野古の新たな区域への土砂投入を強行したことについて、「満身の怒りを込めて抗議する。即刻中止するよう求める」と表明しました。

 小池氏は、2月の県民投票で、辺野古新基地建設に「反対」の揺るがぬ民意が示され、今月19日には玉城デニー知事が安倍晋三首相と面会して土砂投入と工事の中止を再三求めたと指摘。「こうした民意をまったく無視し、中止するどころか埋め立て区域の拡大を強行した。民主主義国家の所業でない、許されない行為だ」と批判しました。

 さらに、小池氏は、政府が大浦湾側の超軟弱地盤の存在をようやく認め、大規模な設計変更を迫られているのに加え、専門家から前例のない難工事の実現性に疑問の声が上がっていると強調。「こういう中で、ただただ既成事実をつくって工事を進めようというやり方は卑劣極まりない。これは沖縄だけの問題ではない。日本の民主主義、法治主義に土砂が投げ込まれている」と力を込め、土砂投入の中止を重ねて求めました。


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