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2019年3月14日(木)

自衛隊に情報提供しないで

京都市に青年が請求

 「私たちの住所・氏名を印刷した宛名シールを自衛隊に提供しないでほしい」と、京都市在住の大学生など青年5人は13日、条例に基づく「個人情報利用停止請求」を市に対して行いました。1月末には7人が停止請求をしています。

 京都市は2019年度に18歳と22歳になる市民約2万8千人分の宛名シールを自衛隊に提供する方針です。市は「条例に違反していない情報提供は停止しない」としつつ、「隊員募集案内用に宛名シールを提供する趣旨からして、応募する意思がない人の情報提供は意味がないので宛名シールから外す」としています。

 請求した大学生の男性(21)は「該当者の承諾を得ず個人情報を渡すこと、戦争する国づくりの一環として自衛隊に協力することに、強い危機感と反発がある。情報提供の対象となる当事者の声を行政に届けるべきだという思いから請求した」と語りました。


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