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2019年3月13日(水)

核兵器のない世界 東アジアの平和で協力

志位委員長、ラオス人民革命党幹部と会談

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(写真)会談するチャンシー・ポーシーカム中央組織委員長(左)と志位和夫委員長=12日、党本部

 日本共産党の志位和夫委員長は12日、来日中のラオス人民革命党のチャンシー・ポーシーカム中央組織委員長と党本部で会談し、核兵器のない世界、東アジアの平和をめざす両党の協力を確認しました。

 志位氏はチャンシー氏らの訪問を歓迎。2016年の東京での両党会談で関係発展に合意したことを振り返り、ラオスも署名した核兵器禁止条約の発効に向けて協力を強めたいと述べました。原水爆禁止世界大会へのブンニャン・ラオス国家主席からのメッセージに、日本の反核平和運動は感謝の気持ちを持っていると述べました。

 また志位氏は、あらゆる紛争を平和的な話し合いで解決しようという東南アジア諸国連合(ASEAN)の経験を踏まえた平和と協力の枠組みを、北東アジアでもつくる日本共産党の提案を紹介。北朝鮮の核問題も、困難はあっても話し合い解決への努力が継続していることを評価していると述べました。

 チャンシー氏は、ラオス独立戦争に言及し、「戦争はすべてを破壊します。核戦争になれば世界もなくなる」と述べ、「禁止条約は力になります」「米朝も第一歩を踏み出したことが重要です」と述べました。また、戦争中にラジオで日本共産党が米国のラオスへの攻撃に反対していることを聞き、「大きな励ましとなった」と振り返りました。

 両者は、両党関係が両国・両国民の友好と協力のためになるよう努力することも確認しました。

 会談には日本側から緒方靖夫副委員長、田中悠書記局次長、藤田文、田川実両書記局員、ラオス側からソントン・サイヤチャック対外委員長、ワンサイ・ポンサワン組織委員会副委員長、ビラパン・シリタム同人材開発局次長、ビロード・スンダラ駐日大使が同席しました。


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