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2019年2月22日(金)

豚コレラ被害農家支援を

愛知 共産党県議団が知事に要請

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(写真)豚コレラ問題で県に申し入れする(右から)しもおく、わしのの両県議=21日、愛知県庁

 日本共産党愛知県議団は21日、大村秀章知事に「豚コレラ」対策を申し入れました。わしの恵子、しもおく奈歩両県議が被害農家への財政的支援、発生原因や感染経路の早期解明、拡大防止策などを要請しました。

 今月6日に豊田市で発生が確認された豚コレラは田原市に拡大。田原市では1万5千頭以上を殺処分し、移動制限の措置がとられています。

 応対した県農林水産部の職員は、なるべく早く補償できるよう、2月議会(25日開会)に「つなぎ融資」や「殺処分豚の損失補償」などの補正予算を提出すると述べ、「発生原因、感染経路は、国が調査しているが、イノシシや小動物が感染に関わっているので解明に時間がかかる」と応じました。

 わしの、しもおく両氏は「農業再建には数年かかるし、借金している農家も多い。直接的な支援、手厚い支援が必要。つなぎ融資だけでは不十分」「県職員体制を強化する必要がある」と要望。県担当者は「再開のための運転資金等について検討している」「田原市、JAや他府県などからも来てもらっている。獣医師は12時間体制の連続勤務なので大変。民間や自衛隊の獣医師も応援に入っている」と答えました。


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