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2019年2月20日(水)

辺野古新基地許さぬ

国会正門前 雨突き3000人

山下副委員長「世論大きく」

写真

(写真)辺野古の海に土砂を投入するなとコールする人たち=19日、国会正門前

 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設断念、土砂投入の即時中止、米軍普天間基地の即時返還、安倍9条改憲の阻止を掲げた集会が19日、国会正門前で行われました。大粒の雨が降るなか、「うそつき首相は辞めろ」などのプラカードを手にした参加者3000人(主催者発表)がかけつけ、「辺野古新基地建設絶対反対」「土砂の投入今すぐ中止」と声をあげました。

 総がかり行動実行委員会、安倍9条改憲NO!全国市民アクション、「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会が主催しました。

 「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」の山本隆司事務局長、武蔵大学の千田有紀教授、聖学院大学の石川裕一郎教授、国会包囲実行委の野平晋作さんが連帯あいさつしました。

 山本氏は「24日の県民投票で圧倒的な民意を示します。全国と連帯して最後までたたかいます」と語り、参加者は大きな拍手で応えました。

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、自由党、参院会派「沖縄の風」の議員が参加。共産党の山下芳生副委員長(参院議員)は、埋め立て予定地は超軟弱地盤が存在し、玉城デニー知事がいる限り、新基地はできないと強調。県民投票について、「土砂で民主主義を埋め立てることはできない。“新基地は許さない”の大きな世論を巻き起こそう」と呼びかけました。


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