2019年2月15日(金)
「貴重な一票」投じて
沖縄県民投票 デニー知事よびかけ
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沖縄県の玉城デニー知事は14日、「辺野古米軍基地建設のための埋め立ての賛否を問う県民投票」(24日投開票)が告示されたことをうけて県庁で会見し「県民の皆さまご自身の意思を直接示すことができる大変貴重な機会。ぜひ貴重な一票を投じていただきたい」と呼びかけました。
15日からの期日前投票についてデニー知事は「私も明日早速、期日前投票に行く」と語りました。一部地域で15日に投票入場券が届かない場合があることに対しては「運転免許証、健康保険証等の身分証明書で本人確認を行い投票できる」と説明しました。
記者団の質問にデニー知事は「情報提供を客観・中立的に行い、県民の意思が的確に反映された県民投票となるよう全力を尽くしたい」と述べ、5市長の不参加が解消し全県実施になったことを念頭に「全41市町村が努力をしていただいたことに本当に心からの敬意と感謝を申し上げたい」とも語りました。
条例では、埋め立て「賛成」「反対」「どちらでもない」のいずれかが有権者の4分の1に達したとき、日米両政府に通知することになっています。その方法について聞かれたデニー知事は、訪米についても「検討中だ」と語りました。
デニー知事は同日、夕方5時ごろ、県庁前のスクランブル交差点に立ち、投票を呼びかけるビラを配りました。