2019年2月14日(木)
子孫へ基地残さない
沖縄県民投票 沖縄・北谷で町民大会
|
沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(14日告示、24日投開票)で「反対の圧倒的な民意を示そう」と12日、北谷(ちゃたん)町で町民大会が行われました。町長や町議会議長も含む参加者は、投票に行くよう多くの人に呼びかける行動に立ち上がる決意を固めました。
町民大会は、県議や町議、住民有志でつくる「北谷町・県民投票を成功させる会」が主催。瑞慶覧(ずけらん)功県議は「何としても『反対に○』の圧倒的な民意を示さないといけない。子や孫たちに、米軍基地のない豊かな沖縄を残そう」と訴えました。
野国昌春町長があいさつし、これまでの選挙で示された新基地ノーの民意を一顧だにしない政府を「民主主義を否定する姿勢だ」と批判。「沖縄にこれ以上の基地負担は許せない。明確な意思を示そう」と述べました。
亀谷長久町議会議長は「沖縄は戦後、米軍基地があるが故の事件や事故で多くの命が奪われてきた。我慢の限界だ。圧倒的な『反対』の民意を示し、県民投票に勝利しよう」と呼びかけました。