2019年2月14日(木)
沖縄2.24県民投票 きょう告示
新基地「反対に○」示そう
沖縄市でスタンディング
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安倍自公政権が沖縄県民多数の強固な民意に反して強行する名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての、賛否を問う県民投票(24日投開票)が14日、告示されます。「反対に○(マル)」の圧倒的な民意を示そうと、投票に行くことを呼びかける行動が県内各地で広がっています。
沖縄市では13日早朝、住民有志がスタンディングを行いました。「反対に○」と大きく書かれた旗を持ちながら、「県民の世論と運動で、基地建設は必ず止められる。県民投票でその意思を示そう」などと呼びかけました。
車に手を振り続けていた普久原佳子さん(71)は「新基地建設を止めるには、今しかないという気持ちです。多くの人が投票へ行き、『反対』が大多数になるよう頑張りたい」と語りました。
投票は、用紙に記載された「賛成」「反対」「どちらでもない」の選択肢のどれか一つに「○」を記入する形式。期日前投票は15日から始まります。
県民投票の結果に法的拘束力はありませんが、最も投票の多い選択肢の得票数が、投票資格者の総数の4分の1に達した場合、知事は結果を尊重し、速やかに首相と米大統領に結果を通知することが、同県民投票条例で定められています。