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2019年2月11日(月)

2019統一地方選

共産党躍進の風吹かせ

各地「一体作戦」に全力

 日本共産党は各地で、政党ポスターの張り出しや街頭宣伝、対話・支持拡大に取り組みながら、党員や「しんぶん赤旗」の読者を増やす「一体作戦」に全力をあげています。


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(写真)対話する、さとう県議(左)=9日、福井市

予定候補者先頭に宣伝 福井

 福井県の日本共産党は、予定候補者を先頭に、宣伝、対話・支持拡大と党勢拡大で奮闘しています。

 県議選福井市区(定数12)では、5期目をめざす、さとう正雄県議が「自民、公明には絶対に負けられない」と力を込め、精力的に街頭演説や対話で、原発ゼロ、暮らし応援の政策を訴えています。教職員後援会の集いでは「今の教育は生身の人間扱いしていない」と切実な声があり、党の教育政策に熱い期待が寄せられました。

 県議選対と北越地区委員会は「勢いをつけよう」と議論し、さとう県議押し上げの記事を載せた「しんぶん赤旗」日曜版2月10日号を、見本紙として1500部取り寄せました。

 さとう県議と支部の行動で早速、成果が上がっています。

 さとう県議が「私も載っています」と紹介すると、一人の女性は「安倍政権は後ろに、訳の分からない団体が付いている」と話し、共産党には「ひもが付いていない」と信頼を寄せました。道端で出くわした女性からも「頑張って。うちはいっぱい(つながりが)あるから言っておくわ」との反応がありました。福井市外の党員が自分の知人を、さとう県議と共に訪ね、60年ぶりの再会で支持と購読につながる経験も生まれています。

「増税中止」期待の声 さいたま見沼区

 さいたま市見沼区の党支部と党後援会は9、10の両日、前半戦(3月29日告示、4月7日投票)の埼玉県議選(南6区、定数2)で現市議の戸島よし子予定候補=新=、さいたま市議選(見沼区、定数8)で複数議席に挑む青柳しんじ=元=、とばめぐみ=新=両予定候補を押し上げようと全力をあげました。

 戸島、青柳の両予定候補は10日、市内11カ所で宣伝。戸島予定候補が「消費税増税を中止させるために力を合わせます。見沼区で12年ぶりの県議会議席を獲得させてください」と訴えると、男性が自転車を止めて声援を送りました。

 とば予定候補は9日、国民健康保険加入者の女性(75)と対話。とば予定候補が「市長は国保税を上げようとしている。引き上げをストップさせたい」と語ると、女性は「国保税は高すぎる。共産党が頑張らんとね」と激励し、「しんぶん赤旗」日曜版の購読を申し込みました。

 見沼区では区内10の党支部の全てに設けたセンターを拠点に党勢拡大で奮闘し、この1月は「しんぶん赤旗」日刊紙、日曜版ともに前進させました。

 片柳南支部の松本光男支部長(77)は「ほぼ毎日、宣伝カーを走らせ、街頭では初めて会う人からも『今度は共産党』と声が掛かるなど期待の広がりを感じる。自民・公明などの候補も動き始めている。本腰を入れていきたい」と語りました。

全支部が張り出し 千葉・柏

 千葉県柏市では10日、地域を軒並み訪ねて新しい政党ポスター、政策ポスターを一気に張り出す「ポスター作戦」に全支部が一体となって取り組みました。矢澤英雄、武藤みつえ、平野光一、日下みや子、渡部和子の各市議らが先頭に立ちました。

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(写真)日本共産党の新しい政党・政策ポスターを張る党員=10日、千葉県柏市

 行動には野田市と我孫子市、茨城県つくば市の党員も応援に駆けつけ、合わせて42人が参加。1日で37枚を張り出しました。

 千葉県議選で柏市区は定数5に6人が立候補を予定する少数激戦。日本共産党は加藤英雄県議が立候補します。昨年末から公明党がいっせいにポスターを張り出し、自民党も街頭演説に力を入れるなど、各陣営の動きは激しさを増しています。参院選後には市議選(8月)も控え、共産党東葛地区委員会は「三つの大事な選挙」と位置付け、支持拡大に奮闘しています。

 JR柏駅西側の住宅街では、高齢の女性が「家の前の道路がでこぼこしていて困っていた時に共産党に相談に乗ってもらった」と話し、「少しでも協力できるなら」と自宅の壁にポスターを張らせてくれました。

 他の地域では、「共産党は対話が上から目線じゃなくて好感が持てる」と張らせてくれた男性がいたほか、「ポスターは協力できないけど選挙では必ず共産党に投票する」などの声もありました。市議団や党員は、選挙ビラを配りながら、「赤旗」の購読も呼びかけました。


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