2019年2月8日(金)
沖縄2.24県民投票
「子や孫の未来 守るため」
各団体 投票参加呼びかけ 那覇・新婦人
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沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の反対の世論を広げようと、同県内の諸団体が行動しています。那覇市内で7日、沖縄の新日本婦人の会(新婦人)のメンバーが早朝からスタンディングを行い、同新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(24日)への参加を呼びかけました。
取り組んだのは、同市の小禄地域に住む新婦人の会員でつくる「ハーモニー班」の人たち。手づくりの横断幕などを持ち、通行人や車に向かって笑顔で手を振りました。
「2016年の9月から毎週1回スタンディングをしています」と話す女性(71)。「米軍基地はいらないという思いを発信しようと、始めました。県民投票でもそうした結果になってほしい。みんなで声を上げることが大事です」と語りました。
女性(71)は、家の近くから那覇軍港が一望できるといいます。「軍港を見ていると辺野古の海の埋め立てが頭をよぎります。子や孫たちの未来を守るためにも、できることをやっていきたい」と述べました。
県民投票に向けて、沖縄県労連や沖縄民医連、沖縄商工団体連合会などもビラ配布やスタンディング、学習会を取り組んでいます。