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2019年2月7日(木)

中小業者つぶすな 消費税10%中止を

全中連決起大会 山下氏あいさつ

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(写真)「消費税10%は中止に、改憲やめよ」とデモ行進する中小業者=6日、東京都千代田区

 「消費税10%は中止に!改憲やめよ!」を合言葉に、全国中小業者団体連絡会(全中連)は6日、東京都内で全国中小業者決起大会を開きました。北海道から沖縄までの全国の中小業者約1200人は冷たい雨をついて、そろいの法被で「増税止めよう本気で」などの横断幕を掲げ、国会までデモ行進しました。

 大会で主催者あいさつした太田義郎代表幹事(全国商工団体連合会会長)は「消費税10%は隠ぺい、ごまかしの統計のもとで行われようとしている」と批判。政府は全国民、全業者をマイナンバーとインボイス(適格請求書)で管理する社会を目指そうとしているとして「雨にもまけず、増税とインボイス中止の声を広げていこう」と呼びかけました。

 中央団体や各地の代表が決意を表明。「インボイス制度で中小企業がつぶれてしまう」などの怒りの声が次々とあがり「今年は選挙の年。全国で運動を広げ10%を阻止しよう」との発言が続きました。全国から26万3000人分の消費税増税反対の署名が集まったことが報告されました。

 日本共産党の山下芳生副委員長(参院議員)が「道理のない増税を阻止し、政治を変えよう」と連帯あいさつしました。

 参加者は、決起大会に先立ち、7省庁と交渉しました。


 全国中小業者団体連絡会(全中連) 中小業者の繁栄と生活向上、業者運動の促進を目的に1972年に発足。全国商工団体連合会、全国保険医団体連合会、全国貸本組合連合会、全国FC加盟店協会に加え、39都道府県の業者団体が参加しています。


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