2019年2月4日(月)

“今年中に政権退陣”

各地で「アベ政治許さない」行動

（写真）「アベ政治を許さない」ポスターを掲げる人たち＝３日、国会正門前

　通常国会が始まって初となる「アベ政治を許さない」ポスターを一斉に掲げる行動が３日、全国各地で取り組まれました。東京都千代田区の国会正門前には約１２０人が集まり、ポスターを掲げました。

　奈良県大和高田市から初めて参加した女性（７０）は「自分の意思表示したいと思い参加しました。勤労統計や森友・加計問題、辺野古基地のことなど質問に対して安倍首相はまったく答えていない」と怒ります。

　大阪府高石市の女性（７２）も初参加。「３人の孫がおり、殺したり殺されたりするような日本の未来にはなってほしくない。憲法を変えるのだけはやめてほしい。私たちの思いがまったく選挙に反映されていない小選挙区制を変えないとだめ」と訴えました。

　東京都世田谷区の男性（７０）は「辺野古基地建設に向けて土砂を投入して、もう諦めろというような雰囲気を感じる。安倍政権のやることはみんなひどい。防衛費ばかりを上げるような税の使い方では消費税増税に反対です」と力を込めます。

　行動を呼びかけている作家の澤地久枝さんのほか、作家の渡辺一枝さんと落合恵子さんが参加。落合さんは「暴挙や虚偽、詐欺など一般市民の私たちがしたら許しがたいことを平然とやっている人をトップにするなんて恥ずかしい。今年中に退陣してもらいましょう」と訴えました。