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2019年2月3日(日)

徴用工問題 名誉回復ともに尽力

穀田氏、原告弁護士と懇談

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(写真)懇談する(左から)崔弁護士、有光世話人代表、穀田議員=1月31日、国会内

 戦時中の日本が朝鮮半島出身者を強制労働に動員した徴用工問題で、韓国の被害者訴訟の弁護団で中心的役割を20年以上担ってきた崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士が1月31日、「戦後補償ネットワーク」の有光健世話人代表とともに日本共産党の穀田恵二衆院議員の国会事務所を訪れ、懇談しました。

 崔弁護士は、韓国の弁護士団体で日本戦争被害者人権特別委員会の委員長を務めており、東京都内で開かれた戦後補償裁判のフォーラム(同30日)に出席するため来日しました。

 懇談で崔氏は、穀田氏が昨年11月の国会質問で、日韓請求権協定によって被害者個人の請求権は消滅していないと日本政府に認めさせたことに「大変感銘を受けた」「韓国の人々は勇気づけられた」と述べました。

 穀田氏は、「被害者個人の請求権が消滅していないということでは、日韓両国政府は一致している。この一致点を大切にして問題の前向きな解決が得られるよう働きかけていきたい」と表明。「日本共産党は、朝鮮半島への侵略戦争と植民地支配に命がけで反対を貫いた唯一の政党だ。そうした立場に立って韓国のみなさんと引き続き知恵と力をつくしたい」と述べました。

 崔氏は、元徴用工被害者の名誉と尊厳の回復のために「一緒に力を合わせたい」と応じました。


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