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2019年1月22日(火)

沖縄県民投票 うるま市長の不参加表明に抗議

私たちで民主主義守る

参加求める決起大会に300人

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(写真)「市長は県民投票を実施せよ」と訴える「県民投票うるま市連絡会」緊急総決起大会の参加者たち=20日、沖縄県うるま市

 沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日)に、うるま市として不参加を表明する島袋俊夫市長に参加を求める「辺野古埋め立て・新基地建設反対の民意を示す県民投票うるま市連絡会」は同市内で20日、緊急総決起大会を開き、300人が参加しました。

 同連絡会の照屋寛之共同代表(沖縄国際大学教授)は「米軍統治下、粘り強く主席公選を勝ち取り、選挙権を勝ち取った沖縄にとって、選挙権を奪う乱暴なことは考えられない」と訴えました。衆院沖縄3区補選に出馬を表明しているジャーナリストの屋良朝博さんは「私たちの民主主義は私たちで守ろう」と呼びかけました。

 県民投票に反対する市長らが、県民投票の選択肢を増やすことを主張していることについて、新垣勉弁護士は「彼らは苦しんでいるからだ。『なぜ私の投票権を奪うのか』。この問いに答えられないのだ。皆さんの怒りが情勢を動かしている」と強調しました。

 「同時に、背後にいる、県民投票をつぶそうとする政府を見誤ってはいけない。政府との攻防は続く」と語りました。

 同連絡会は、投票事務を実施しない市長に対する国家賠償訴訟を準備しています。


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