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2019年1月20日(日)

米朝首脳、来月末に再会談

トランプ氏 北朝鮮高官と非核化協議

 【ワシントン=池田晋】トランプ米大統領は18日、訪米中の北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長とホワイトハウスで1時間半にわたって会談しました。サンダース大統領報道官は会談後、調整中のトランプ氏と金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との2回目の米朝首脳会談について、「2月末ごろ」行われると発表。開催地については、後日発表するとしました。

 発表によると、トランプ氏と金英哲氏は朝鮮半島の非核化と来たる首脳会談について協議。サンダース氏は記者団に対し、会談は「生産的だった」とした上で、「完全で、検証された非核化を確認するまで、米国は北朝鮮への圧力と制裁を維持し続ける」と述べました。

 金英哲氏はトランプ氏との会談に先立って、ワシントン市内のホテルで、ポンペオ国務長官、ビーガン北朝鮮担当特別代表とも会談し、昨年6月のシンガポール合意に基づく取り組みについて議論しました。

 米国務省の同日の発表によると、ビーガン氏は19~22日にかけて国際会議に出席するためスウェーデンを訪問。北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)次官も同国を訪問中で、実務者協議に臨む可能性があります。

 米CNNテレビは18日、米朝交渉に詳しい関係筋の話として、金正恩氏からトランプ氏に宛てた親書を金英哲氏が持参したと報道。米メディアは首脳会談の開催地について、米朝両国と国交があるベトナムが有力だと伝えています。


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