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2019年1月18日(金)

激戦 2019統一地方選

千葉県議選・千葉市花見川区(定数3) 寺尾さとし予定候補(42)=現

国いいなり県政変える

写真

(写真)元日から街頭で訴える寺尾さとし千葉県議(千葉市花見川区)

 千葉県議選で、日本共産党は前回躍進した5議席を必ず確保し、8議席以上の獲得をめざします。千葉市花見川区(定数3)から2期目に挑む寺尾さとし県議(42)は元日から連日、区内を駆け回り、住宅街やスーパー前で演説。「暮らし破壊、憲法破壊、民主主義破壊の安倍政治を終わらせ、新しい政治の展望を切り開いていきます」と訴えています。

財政力を生かす

 安倍自公政権が大軍拡の一方で、消費税10%増税計画や社会保障費削減の悪政を続けるなか、自公主導の県政は、国と一体に県民の暮らしと福祉の向上に背を向けています。

 共産党県議団は「自治体本来の役割を果たせ」と、県民とともに県政のゆがみを正す先頭に立ち、高すぎる国民健康保険料の引き上げ抑制や県立高校へのエアコン設置などの実績をあげてきました。

 県議会で健康福祉常任委員を務める寺尾氏は、街頭で党県議団の実績と役割を語り、「千葉県は全国4位の豊かな財政力を持ちながら、巨大道路建設や大型開発で浪費を続けており、保育所や特別養護老人ホームの数は全国最下位クラスです。県民に冷たい県政を根本から変えましょう」と呼びかけます。

平和へ強い意志

 千葉県では、県有施設の幕張メッセで2017年につづき、今年6月、国内外の軍事企業が参加する国際的な武器見本市の開催が計画されています。

 寺尾氏ら党県議団は、開催中止を求めて議会で追及するとともに、幅広い個人や団体でつくる反対する会に参加。市民とともに街頭宣伝にも取り組んでいます。

 同会の村田マユ子さん(48)は「県との懇談を設定してくれたのも、請願の紹介議員になってくれたのも共産党です。心強くて頼りになる政党です」と話します。「寺尾さんは一見マイルドですごく穏やかなんですけど、固い平和への思いと強い意志を持っている方です。これからも市民の声を届けてほしい」

 福祉を削り、戦争する国づくりを進める国いいなりの県政を支える自公勢力か、国の悪政の「防波堤」として県政が平和と福祉の向上という自治体本来の役割を果たすよう求めて奮闘する共産党か―。これが千葉県議選の大争点です。

 寺尾氏は「共産党の値打ちを大いに語り、必ず勝利したい」と決意を語ります。

 (中野侃)


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