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2019年1月13日(日)

「投票の権利奪うな」

市民の会 あす実施求める集会

沖縄・石垣

写真

(写真)県民投票実施を目指して取り組みを強めることを発表する市民の会=12日、沖縄県石垣市

 来月24日の沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設の埋め立ての賛否を問う県民投票への不参加を表明した中山義隆石垣市長に抗議し、投票実施を求める市民集会が14日、同市内の大浜公民館で開かれます。9日に発足した「県民投票を求める石垣市民の会」が12日、市内で開いた記者会見で発表しました。

 同会共同代表の次呂久成崇(じろく・まさたか)県議、高嶺善伸元県議会議長の両氏は「市長は『市議会の決定を尊重したい』と言うが、市長は行政の長として住民が投票できるようにするのが仕事」「県民一人ひとりの投票の権利を奪うことは許されない。投票日までまだ時間がある。市長に思いを届け、実現させよう」と呼びかけました。

 記者会見に参加した市民から「石垣市には住民自治基本条例がつくられているが、その心が生かされてない」(退職教員の男性)、「石垣市長は、県民投票で辺野古ノーが多数でも埋め立て工事は止まらないという。結局、国策に従って県民は文句を言うな、ということ」(女性)など怒りの発言が相次ぎました。

 同会は14日の市民集会を成功させ、県民投票の意義を伝えるビラの全戸配布などに取り組み、石垣市での県民投票実施に向けて、全力を尽くす立場を示しました。


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