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2019年1月6日(日)

教員定数増 一番の願い

畑野氏と党県委 全教千葉と懇談

党の「提言」届け

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(写真)全教千葉の徳田委員長(左から2人目)らと懇談する畑野議員(右列左から3人目)と党千葉県委員会の人たち=5日、千葉市内

 教職員の長時間労働の解決に向け、日本共産党の畑野君枝衆院議員と千葉県委員会は5日、全教千葉教職員組合に党提言「教職員を増やし、異常な長時間労働の是正を―学校をよりよい教育の場に」を届け懇談しました。

 全教千葉の徳田暁夫中央執行委員長はじめ執行委員ら6人が応対。しいば寿幸参院比例予定候補、浅野ふみ子参院千葉選挙区予定候補、斉藤和子前衆院議員、加藤英雄県議らが参加しました。

 徳田委員長は、「県内で教員の未配置が問題になっている」として、産休や病休などに伴う代替教員が配置されない教員未配置が、公立学校でこの2年間、常に40件ほどで、昨年12月に過去最多の152件に上ったと指摘。未配置の“穴”を埋めるために、同僚の教職員の長時間労働がさらに増加し、教職員がドミノ倒しのように療養休暇に入っていく現状を述べ、共産党提言にある教員の定数増に賛意を示しました。

 寺田勝弘書記長は、「目がゆきとどく学級経営が可能になる少人数学級の実現と、教材研究の時間を増やすことが私たちの課題。この二つを解決する定数増は一番の願いです」と語りました。

 畑野氏は、「全国17万の教室にエアコン設置の予算がついたように、定数増の予算化も、国がやる気になるかどうかです。子どもたちを真ん中にして、問題を解決していきたい」と述べました。


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