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2019年1月3日(木)

初日に誓う新基地阻止

沖縄 “猪突猛進の1年に”

辺野古の浜「初興し」

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(写真)勝利のうたを歌い、踊る稲嶺さん(左端)や屋良さん(左から4人目)ら参加者=1日、沖縄県名護市

 三線(さんしん)による音楽や琉球舞踊を楽しみながら、新年を祝い、米軍新基地建設阻止の確固たる決意を共有する「2019年初興し」が1日、沖縄県名護市の辺野古の浜で行われました。

 浜が雲のかかった暗い空から初日の出の明かりに照らされた午前7時すぎ、ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富浩さんが「ことしは代替わりでなく世直しで素晴らしい1年にしたい」と開会あいさつ。来賓として「オール沖縄」の共同代表・稲嶺進さんは「昨年は悔しい思いと知事選でみんなが感動した一年でした。ことしはこの天候のように曇りのち晴れ。2月の県民投票や衆院選補選、参院選と、いずれも私たち県民の意思を示すチャンスです。私たち県民の一つになった思いと力でこの1年、猪突(ちょとつ)猛進で乗り切っていきましょう」とあいさつしました。衆院選沖縄3区補選に出馬表明した屋良朝博さんが「国政の立場から玉城デニー県知事を支えようと決意しました」と語りました。

 沖縄県統一連などが主催した初興しには、県内外から361人(主催者発表)が参加。カチャーシーの踊りや、平和運動センター議長の山城博治さんの音頭による腕を組んでの「今こそ立ち上がろう」などの全員合唱がありました。

 参加国会議員として、日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と糸数慶子、伊波洋一両参院議員が紹介され、「公務で出席できなかった」玉城デニー県知事のメッセージが代読されました。

 南部戦跡などの平和ガイドを務める横田眞利子さんは、「アンポンタンの安倍(首相)が沖縄でやっていることは安保そのもの。ことしは、“安保で守られている”と思っている子どもたちにもわかるように安保条約のことをガイドしていきたいですね」と話しました。


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