しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2018年12月30日(日)

屋良朝博氏が出馬会見

衆院沖縄3区補選 新基地反対を明言

写真

(写真)会見で語るフリージャーナリストの屋良朝博氏(左)と自由党の小沢一郎代表=29日、沖縄市

 衆院沖縄3区補欠選挙(来年4月9日告示、21日投票)に向けて、新人でフリージャーナリストの屋良朝博(やら・ともひろ)氏が沖縄市で29日、記者会見で出馬を表明しました。屋良氏は、沖縄県名護市辺野古米軍新基地建設に反対を明言し「沖縄の立場を明確にし、基地問題の解決を訴えたい」などと述べました。

 自由党の小沢一郎代表らも同席した記者会見で屋良氏は、補選の争点は辺野古新基地問題だと強調。辺野古への土砂投入など安倍政権の強引な手法について「本当に民主主義なのか、そうじゃないとの声を結集」し、自民党が推す元沖縄北方担当相で内閣府大臣補佐官の島尻安伊子氏との対決軸を鮮明にすると語りました。

 小沢代表は、補選後には参院選があり、衆参同時選挙の可能性もあると述べ、補選の結果はその後の政局・政治に「大きな影響を及ぼす。全力で取り組んでいきたい」と語りました。

 選挙の支援体制について「オール沖縄、野党統一候補の形でいくのか」と記者団から聞かれた自由党沖縄県連の国仲昌二代表は「もちろんその通りです」と答え、具体的な支援体制は、日本共産党も含めた各国政野党との今後の協議で決める考えを示しました。

 補選は、自由党幹事長だった玉城デニー現知事が9月の知事選に立候補したことに伴うものです。


pageup