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2018年12月24日(月)

ただいま食堂 クリスマスケーキつくったよ

北海道旭川

写真

(写真)ケーキをつくる子どもたち=23日、北海道旭川市

 「ただいま」「お帰り。今日のデザートはケーキよ」と迎える声に、「やった~」と歓声が上がります。北海道旭川市の「ただいま食堂」が23日午前、開かれました。旭川・上川社会保障推進協議会が運営するこども食堂。2歳から小学校高学年までの15人の子どもたちと、大学生のボランティアら合わせて50人余が集いました。

 子どもの健康や成長を支援する食育と、関わるおとなたちも元気になろうと、2017年8月に始めた「ただいま食堂」。農家や食品加工会社、菓子メーカーなどの協力も得て、市内10カ所以上ある「こども食堂」と連携しています。

 フルートのコンサートや本の読み聞かせの後、5組に分かれてクリスマスケーキづくりに。生クリームやチョコレートで盛り付け、「私にやらせて」「ここはこうしたら」と大にぎわい。イチゴをてんこ盛りにする組も。お昼のカレーライスを食べ、切り分けたケーキをほおばりました。

 「子どもたちの貧困と格差の広がりに心を痛めています」と話すのは、発足当初から「ただいま食堂」に携わっている旭川生活と健康を守る会の女性(55)。「地域でつながっていかないと、厳しい暮らしを乗り切れない。子どもたちを守る一助にしていきたい」と語っています。


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