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2018年12月13日(木)

女川 住民投票請求へ

宮城 再稼働問う 署名11万超

 東北電力女川(おながわ)原発2号機(宮城県女川町、石巻市)再稼働の是非を問う住民投票条例の制定を求めて、市民団体が12日、11万人を超える署名を県内の各市区町村の選挙管理委員会に提出しました。署名を呼びかけたのは「女川原発再稼働の是非をみんなで決める県民投票を実現する会」(みんなで決める会)です。条例制定の直接請求に必要な署名数である県内有権者の2%、約4万人を大きく超える、11万3046人分(同5・8%)を提出しました。

 提出は、各市区町村の役所で行われ、仙台市の青葉区役所では「みんなで決める会」の多々良哲代表らが1万691人の署名を手渡しました。同会は、有効署名の審査を経て2月中旬、村井嘉浩県知事に条例制定を直接請求します。

 記者会見で多々良代表は「2カ月の短期間でこれだけの署名が寄せられたのは、県民の『子どもたちの未来に関わる大事なことは自分たちで決める』との願いと共感の表れです。これからは、県議会での条例案の可決成立を求める活動に移ります」と話しました。


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