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2018年12月12日(水)

映画人も改憲阻止

高田健さん講師に記念講演

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(写真)映画人九条の会で講演する高田健さん=10日、東京都内

 映画人九条の会は10日、東京都内で、14周年の集いとして、九条の会事務局員で、総がかり行動実行委員会共同代表の高田健さんを講師に記念講演「安倍改憲のつぶし方」を開き、約50人が参加しました。

 高田さんは、改憲を狙う安倍政権が秋の臨時国会で自民党改憲案を提示できなかったことに触れ、「市民運動の力を背景に野党6党会派が結束して改憲を阻止できた」と、一つ一つのたたかいで政権を懸命に追い詰めた実績を高く評価しました。

 一方で、「首相が自らを『立法府の長』と4度も発言する政権」が、いつでも改憲発議できる多数派である以上、「国民投票に持ち込めば何とかなる」という油断は禁物だと提起。

 継続審議となった改憲手続き法改定案を挙げ「改憲の賛否を問うテレビコマーシャルが自由にやれるようになれば、改憲派の資金力が物を言い、公平どころか差別に等しい」と批判し、引き続き衆参両院で改憲発議をさせないたたかいを呼びかけました。

 映画人九条の会の高橋邦夫事務局長は「会は改憲発議反対の映画人声明も準備中です。何としても発議させない世論を広げていきましょう」と閉会あいさつしました。


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