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2018年12月12日(水)

民意示す県民投票を 辺野古埋め立て賛否問う

全市町村実施求める

沖縄県議会 瀬長議員が質問

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(写真)一般質問に立つ瀬長県議=10日、沖縄県議会

 日本共産党の瀬長美佐雄沖縄県議は10日、県議会の一般質問で、名護市辺野古の米軍新基地建設の埋め立て賛否を問う県民投票(来年2月24日)について、自民党議員が県議会で「意義がない」と発言していることから、改めて県民投票の意義を問うとともに、全市町村での実施を県に求めました。

 玉城デニー知事は「県民一人ひとりが賛否を示すことに意義がある」と答弁。瀬長氏は、一部市議会で県民投票反対意見書可決などの動きがあることに関し、実施に向けた県の取り組みを問いました。

 池田竹州知事公室長は、総務省にも照会し、市町村は県から委託された県民投票に関する投開票などの事務を実施する義務を負うとして「県として市町村と緊密な連携を図りながら実施に万全を期す」と答弁しました。

 また瀬長氏は、宮古島と石垣島への陸上自衛隊配備計画について「多くの反対の声を無視した配備強行は許されない」と述べ、県の見解を問いました1。

 池田氏は、住民合意のない配備は認められないとした上で「現状は十分に住民合意が得られているとは言い難い」と述べ、政府に「配備スケジュールありきで物事を進めることがないよう求めたい」と答えました。


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