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2018年12月9日(日)

戦争くり返させない

母親大会連絡会 「赤紙」配り訴え

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(写真)署名に応じる女性=8日、東京都千代田区

 太平洋戦争開戦から77年の8日、母親大会連絡会は「武器はいらない 核もいらない 12・8平和を守る母親全国連鎖行動」を各地で行いました。戦時中の召集令状(赤紙)を模したビラを配布し、若者らが赤紙一枚で戦場に送られた時代を「繰り返してはいけない」と訴えました。

 東京では、日本母親大会連絡会と東京母親大会連絡会が有楽町マリオン前と御茶ノ水駅前で宣伝。憲法9条を変えて日本を「戦争する国」にしようとする安倍政権を批判し、改憲に反対する「3000万人署名」や核兵器廃絶を求める「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。

 「3000万人署名」に応じた千葉県市原市の女性(60)は、「多くの犠牲者を出した戦争への反省がないまま安倍政権は憲法を変えようとしている。政治や社会に声をあげることは難しいけれど、私たち自身が憲法や政治のあり方を考えて声を上げなければいけない」と話しました。

 マイクを握った全労連の長尾ゆり女性部長(副議長)は、「国民は改憲よりも憲法をいかして安心して暮らせる政治を望んでいる。戦力を保持しないと決めた9条を変えてはいけない。子どもたちに戦争しない国を手渡せるように力を合わせよう」と訴えました。


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