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2018年12月8日(土)

強権的運営を糾弾

参院本会議 山添・紙議員 委員長解任決議案に賛成

 日本共産党の山添拓、紙智子の両議員は7日の参院本会議で、横山信一参院法務委員長、堂故茂参院農水委員長の解任決議案の賛成討論に立ちました。

 山添氏は、政府・与党が出入国管理法改定案の来年4月施行ありきで、強権的な委員会運営を繰り返してきたことを批判。野党議員が書き写した失踪技能実習生の聴取票からは、最賃未満の違法な低賃金、過労死ラインを超える長時間労働の実態が明らかになったとして、「悪質な監理団体やブローカーが実習生を搾取し、低賃金、長時間労働に縛り付けるという構造的な問題のもとで、人権侵害を引き起こしてきた技能実習と地続きの特定技能制度で外国人労働者を使い捨てにするなど、到底許されない」と糾弾しました。

 紙氏は、堂故農水委員長が野党議員の質問権を奪い、提出できる資料を出す努力を尽くさずに審議を軽視してきたことを指摘。クロマグロの漁獲規制を一方的に押し付けられて生活に困窮する漁師など、沿岸漁業者の苦しみや、法案への不安の声を紹介しながら、「こうした声に応え、審議を尽くすのが国会の役割だ」と強調しました。


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