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2018年11月30日(金)

自公、憲法審開催を強行

合意なし 野党、厳しく抗議

 衆院憲法審査会が29日、森英介会長(自民党)の職権で一方的に開かれました。与野党の合意なく野党が欠席するもとで開かれた審査会では、中谷元氏ら自民党の幹事を新藤義孝氏らに代えることを強行しました。

 これを受けて、6野党・会派の国対委員長は直ちに自民党の森山裕国対委員長に厳しく抗議。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「職権で与野党の合意もないまま審査会が開かれた。憲法審で絶対やってはならない“おきて破り”だ」と語りました。森山氏は一方的に審査会を開いたことを謝罪し、「国対の力がおよばなかった」と述べました。

 6野党・会派の国対委員長と憲法審査会の幹事会メンバーはそろって記者会見。日本共産党の穀田恵二国対委員長は「問題は安倍首相の指図のままということだ。首相が所信表明で改憲の号令をかけ、憲法審査会での自民党案の『説明』を指示したもとで起こっている事態だ。首相自ら憲法を政局化しようとしていることは許しがたい」と批判しました。


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